DAY1
私がまだ若きマーケティングプランナーだった頃、書店で一冊の本に出会いました。タイトルは『マーケティングは嘘を語れ!』。その挑発的なタイトルに惹かれ手に取ったこの本は、マーケティングの本質が「物語」にあると説き、当時の私に大きな衝撃を与えました。
それから20年近くが経ち、LinkedIn上で今なおSeth Godin氏が精力的に発信を続けていることを知り、再びその思考の輪郭に触れたくなりました。
このシリーズ「Voices Across Insight」では、Seth Godin氏の投稿やブログを素材に、 彼の言葉と、それに対する私自身の思考とを交差させていきます。
#VoicesAcrossInsight/#LinkedInから学ぶ/#世界の視点/#共創の知
DAY2

- 「Permission Marketing」という概念が提唱から10年を迎えた時点での振り返り。
- 消費者の注意を“奪う”のではなく、“尊重し、選ばせる”マーケティングの本質を再確認。
- テクノロジーが進化しても、信頼と期待の積み重ねこそがブランドの資産である。
Hiro’s Comment
テクノロジーが進化しても、信頼を前提とした関係性設計こそが問われている時代ですね。
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DAY3

- 「最良の選択肢」は常に存在するとは限らない。
- 現実には「今、手に入る中でベストなもの(best available)」で進めるしかない場面が多い。
- 完璧を求めるよりも、「前に進むための十分な選択」を見極めることが重要である。
Hiro’s Comment
「最適」ではなく「今、進めるためのベスト」を選ぶこと──それもまたリーダーシップのあり方ですね。
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DAY4

- 「簡単で痛みのない生産性向上法」は、短期的には魅力的に映る。
- しかしそれは、本質的な変化や成長から目を背けるための言い訳になり得る。
- 真の生産性は、時に不快さや困難を通じて生まれる「選択的な痛み(Selective discomfort)」の先にある。
Hiro’s Comment
“選択的な痛み”を避け続けるうちは、ほんとうの生産性には届かないのかもしれませんね。
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DAY5

- あらゆる戦術(tactic)は、意識していようといまいと、何らかの戦略の一部である。
- 無意識に選んだ行動も、ある前提に基づいて意思決定されている。
- 本当に望む成果に向けて、戦略と戦術の整合性を再確認すべきだ。
Hiro’s Comment
いま、戦術と実行を統合する思考こそが問われている気がします。
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DAY6

- 人を動かすのは論理ではなく「物語」である。
- 誠実で筋の通ったストーリーは、他者の判断基準を変えうる力を持つ。
- だからこそ、ストーリーには責任が伴う。
Hiro’s Comment
私たちはどんな物語を信じ、どんな物語を語るのか──それを問うことは、戦略の起点であり、同時にその物語に責任を持つ覚悟でもあります。
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DAY7

- 本当に意味のあるブレークスルーは、最初は無視・拒絶・批判されることが多い。
- 「これではうまくいかない」という声があるからこそ、その先に創造がある。
- 抵抗こそが、突破の兆候である。
Hiro’s Comment
違和感や反発を感じるとき、そこにこそ次の産業を創る種がある──私はそう信じています。
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DAY8

- 「自分には力がない」と感じるとき、人は自ら行動することを諦めてしまう。
- しかし、ほんの少しの選択・行動が状況を変えるきっかけになる。
- 無力感は「前提」ではなく「思考の選択」である。
Hiro’s Comment
“どうせ無理”という感情の裏には、まだ使い切れていないリーダーシップの種が眠っているのかもしれません。
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DAY9

- 「忙しさ(busy-ness)」は生産性の高さを意味しない。
- 本当に価値を生むのは、少ない努力で大きな成果を生む「レバレッジ」の設計。
- 忙しさに埋もれる前に、レバレッジの源泉を見直すべきである。
Hiro’s Comment
忙しさは、締切が近く、重要度が低い仕事を最優先にしているサインですね。
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DAY10
Seth Godin特集を終えて
私がこのシリーズを始めたのは、「自分の中に残ってきた声」と「世界の今を語る声」との
共鳴点を探したかったからです。
振り返ってみると、そこにはこんな問いが浮かびました:
- “戦術”は、どこかで目的とつながっているだろうか?
- “簡単さ”や“痛みのなさ”に隠された、進化の回避があるのでは?
- “物語”を語ることに、私たちはどれほどの責任を感じているだろう?
- “無力感”を感じるその奥に、まだ試していない選択肢はないか?
そして何より、
テクノロジーが進化しても、信頼を前提とした関係性設計こそが、変わらない戦略資本である。
という、原点とも言える言葉に、私は今あらためて立ち戻っています。
次回からは別の人物を取り上げます。しかしその本質は変わりません。
「他者の声」を通じて、“私たちの問い”を育てていく。
それが、Voices Across Insight という試みの根幹です。
引き続き、共に考え、共に問い続けましょう。 Fin.